後脛骨筋
- 投稿日:2024年03月25日
- 最終更新日:2024年03月25日
本日は「後脛骨筋」について少しご紹介していきたいと思います。
後脛骨筋とは?
後脛骨筋、主要な足部回外筋です。
その中でも後脛骨筋が(距骨下関節・横足根関節での)最大の回外モーメントを作り出しています。
距骨下関節、横足根関節とは?
これです!
また、他の作用としては足関節の底屈と足部の内転があります。これらの作用を合わしたのが足部の内返しと言われています。
この後脛骨筋は歩行をする際、足部の回内に抵抗し、回外を補助する役割があるのです。主に踵を着いてから足の裏を着くまでの間に回外補助に働きます。この働きが足の内側縦アーチの安定化にも繋がってくるのです!
内側縦アーチについては次の機会にお話しできればかと思います。
しかし歩行あるいは走行する際、足部が過剰あるいは急速に回内する人では足部を元の位置に戻そうと、後脛骨筋が過剰に働き負荷がかかってしまいます。これが下腿前面に圧迫関連痛や筋疲労の誘因となります。
シンスプリントとも言われています!
逆に考えるとシンスプリントでお悩みの方は、足部の回外動作が過剰に働いていると思われるのでその動作を制御したり、あるいは足部の回内動作の改善をするのも痛み緩和の1つに繋がっていくと考えられますね!
もしお悩みの方がおりましたら気軽にご相談下さい!
以上で後脛骨筋についての話は終わりです^_^
それではまた。